次の準備号

社長兼編集長です。

11月25日頃を目指して、準備号(前回がゼロ号だったので、次は「ゼロゼロ号」と呼んでます)の編集作業に入った。

27日に大阪市長選挙がある。それを睨んで、「大阪危機」について特集をしてみたいと考えている。
畏友の吉富有治氏が最近出版した「大阪破産」(光文社ペーパーバックス)に触発されたのが直接のきっかけだが、この数年の大阪市の騒動を見ていて、「次は京都なのではないか」という思いを強くしている。

同著によると、大阪市が「財政再建団体」(企業でいえば「更生会社」、つまり法的破たん処理)になる可能性はかなり高いようだ。
この際、大阪市、そして京都市の財務諸表をしっかりと読み込んでみて、京都市は大丈夫なのかを検証してみたい。

第2特集は河原町木屋町(三条-四条間)問題の予定。一昨日・昨日とこの問題に関連して、木屋町の元立誠小学校で開かれていた「まなびや2005」というシンポジウムでは、「木屋町は死に体」という声が強く出ていた。木屋町に店を構える店主の中には、「売り上げの現金を持って帰宅するのが怖い」と訴える人もいた。

僕らが学生の頃は、文字通り気軽に飲める街だった。
ましてや、京都随一の繁華街である河原町が危険な街になるなんて、信じられない。
「ナゼ???」を解き明かしてみたい。